スウェーデン語自習室

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シンプルにややこしい 否定疑問文

皆さん、「猫は好きですか?」と聞かれたら、

基本的には「はい、好きです。」か「いいえ、好きではありません。」かで答えられると思いますが、

「猫は好きじゃないんですか?」と聞かれたら、なんて答えますか?

   、好きです。」か、   、好きではありません。」

 

今日はそういうお話です。

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日本語でも迷うんですが。

どうやら正しい答え方はこれらしいです。

 

「猫は好きじゃないんですか?」

いいえ、好きです。」

はい、好きではありません。」

 

ちょっと、ややこしいですよね。

好きなら「いいえ」、好きじゃないなら「はい」。私はとっさに「はい」か「いいえ」を言えないでしょう。「猫?好き、好き!!」って答えます。

 

問いかけの中に「じゃない」という否定が入っています。これが否定疑問文です。

 

スウェーデン語の否定疑問文は、英語と一緒

つまり、日本語と逆なのです。

というのは、英語の場合、普通の疑問文であろうが、否定疑問文であろうが、

好きならYes、好きじゃないならNoでいいんです。

 

「Don't you like a katt?」

Yes, I do.」

No, I don't」

 

これはスウェーデン語でも同じでした。

「好き」という意味の新しい動詞、「gillar」を使って文を作ってみます。

(「tycker om」だと、「om」が迷子になってしまうので・・・)

 

否定疑問文の作り方

まずは普通の疑問文から作ってみましょう。

 

「猫は好きですか?」

「はい、好きです。」

「いいえ、好きではありません」

 

「Gillar du en katt?」

「Ja, det gör jag.」

「Nej, det gör jag inte.」

 

kogurosweden.hatenablog.com

 

次に、否定疑問文を作ってみます。

否定疑問文でも「inte」を使いますが、位置に注意です!

 

「猫は好きじゃないんですか?」

 

「Gillar du inte en katt?」

 

「inte」の位置は、主語(あなた)の後、目的語(ねこ)の前です!

否定疑問文の作り方はこれだけです。

簡単ですね!

 

否定疑問文の答え方

先ほど「スウェーデン語は英語と同じ」と申し上げました。

なので、「Gillar du inte en katt?」という問いに対しても、「Ja, det gör jag.」と「Nej, det gör jag inte.」で答えてOK、、、

 

ではないんです。

一緒と言っておきながら、最後にそうじゃないと告げる。詐欺の手口ですね。

 

でもほんのちょっと違うだけです。

というのも、否定疑問文に対して「Ja, det gör jag.(Yes, I do.)」と答えるとき、

「Ja」ではなく「Joになります。

 

「Ja」と「No」のあいのこ、「Jo」。

 

「Gillar du inte en katt?」

Jo, det gör jag.」

「Nej, det gör jag inte.」

 

例文

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「分かる」という意味の動詞、「förstår」を使っています。

主語の後ろに「inte」が来て、否定疑問文ですね。

これに対する答えは、

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理解しているなら「Jo」、理解していないなら「Nej」ですね!

今日のまとめ

  • 否定疑問文を作るときは、疑問文中の主語と目的語の間に「inte」を入れる
  • 否定疑問文に答えるとき、「Ja」ではなく「Jo」

 

学校の英語の授業でも否定疑問文って習ったはずなんですが、なんとなくややこしかった、というフィーリングだけ記憶に残っています。

どっちが「はい」でどっちが「いいえ」か、日本語もよくわからないまま、大人になりました。

そして今回初めてちゃんと調べました。

こんな機会が無いと、一生よくわからないまま放置していただろうなーと思いました。

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