食卓は戦場 家族2
前回に引き続き「家族に関する名詞」、今回は兄弟姉妹と、娘・息子をスウェーデン語で勉強します!
好物を食べるタイミング
例えば、家族みんなで食事を囲む時、一人っ子は最後まで自分の好物を取っておく。兄弟姉妹がいる子は好物から先に食べる(置いておくとほかの兄弟姉妹に取られるから)。
小学校の時、私自身は一人っ子ですが、周りの兄弟姉妹が多い友達の話を聞くと、食事は戦い、と言っていたのがとても印象的でした。
その時だけ、その子がとても逞しく見えましたね。
私は、好物は絶対に一番最後に食べます。
理由は、少しでも長く味を味わっていたいから。
飲み込んだ後も、その味を口の中にとどめておきたいから。
これはただの貧乏性(o╹v╹o)!!
今回紹介する単語
- 兄弟
- 姉妹
- (性別を区別せず)きょうだい
- 娘
- 息子
兄弟
「兄弟」はスウェーデン語だと「en bror」。
英語とそっくりなのは助かりますね!
「bror」だけでは「兄」なのか「弟」なのか、区別はつかないので、
「兄」と言いたければ「storebror」(英語にすると「big brother」)、
「弟」なら「lillebror」(英語にすると「little brother」)となります。
「en bror」の活用は下記の通り
en bror - brodern - bröder - brödernä
見るからに覚えにくそう。
未だにウムラウトがいっぱい出てくるとビビってしまうのは、そろそろ直したい。
うっかり「兄弟」と「パン」が混ざりそうになります・・・
姉妹
続いては「姉妹」、「en syster」です。
こちらも英語とそっくり!!
そっくりが故にスペルを間違えないように注意です。
「en bror」と同様、「姉」と「妹」を区別したい時はそれぞれ、
「storasyster」、「lillasyster」、となるそうです。
(「弟」は「lillebror」、赤字のところが微妙に違う罠あり!)
活用は、
en syster - systern - systrar - systrarna
こちらは「en bror」と比べてずいぶんとシンプル。助かる!
(性別を区別せず)きょうだい
特に性別を区別しない場合は「ett syskon」。
ett名詞になることに注意です!!
「syskonen」と言われると、en名詞の既知形かな?っと思ってしまう・・・・
活用は
ett syskon - syskonet - syskon - syskonen
娘・息子
最後に「娘」と「息子」、それぞれ「en dotter」と「en son」です。
英語の「daughter」ってスペル覚えにくくないですか?
「dotter」はむしろ素直で覚えやすい感じがします!
「en dotter」の活用は、「en bror」のようにややこしいタイプのヤツです。
en dotter - dottern - döttrar - döttrarna
「en son」はそのままですね。
人名のエリクソンやアンダーソンの「ソン」はこの「son」です。
もともと、「エリックさんの息子」、「アンデレさんの息子」から来ているんですね。
活用は、こちらも「en bror」、「en dotter」と同じ、複数形になると「o」がさりげなく「ö」になるタイプのヤツです。
en son - sonen - söner - sönerna
イヤですけどこんなに登場するのであれば、そのうち覚えられそうです。
今回のまとめ
- 兄弟姉妹 →「en bror」「en syster」「ett syskon」
- 年上、年下を言うときはそれぞれ「stora」と「lille(lilla)」をつける
- 娘 →「en dotter」
- 息子 →「en son」
- 「bror」「 dotter」「 son」の活用形注意。