スウェーデン語自習室

iphone無料アプリを使ってスウェーデン語を勉強!

リンゴとオレンジ en名詞とett名詞

こんにちは!

過去の記事でett名詞とen名詞というものがある、ということをちらっと書きました。

  

kogurosweden.hatenablog.com

 

その時はややこしかったので、リンゴはett名詞、「ett äpple」と覚える、とだけ紹介しましたが、今回はこれについてもう少しだけ詳しく書こうと思います。

 いくつかの言語には男性名詞や女性名詞のように、名詞に性別(?)があるのをご存知でしょうか。

また、中性名詞のように性別が無い(?)名詞も存在します。

名詞に性別がある、と言われてもいまいちピンときませんが・・ 

 

スウェーデンの場合、男性や女性といった別れ方ではなく、en名詞かett名詞か、という区別なのだそうです。

昔(どれくらい昔かは知りませんが)はスウェーデン語も男性名詞、女性名詞、中性名詞に分かれていたそうなのですが、男性名詞と女性名詞が一緒になって今のen名詞、中性名詞が今のett名詞になった(と言われている?)、という話を主人から聞きました。

例をご紹介すると、

リンゴは「ett äpple」ett名詞

オレンジは「en apelsin」en名詞です。

(一体リンゴとオレンジに何の違いがあるというのか・・)

 

文章も二つご紹介します。

f:id:koguro01:20200201231532p:plain

登場する名詞は「en flicka」「ett äpple」「kvinnan」「en apelsin」の4つです。

まず、「en flicka」は見ての通りen名詞です。英語では「a girl」になり、単数の未知形です。

「ett äpple」はett名詞ですね。こちらも単数の未知形です。

「kvinnan」はenもettもついていません。名詞の前にenやettが付くのは、単数の未知形のみなのです。「kvinnan」は未知形ではなく既知形でした。

 

kogurosweden.hatenablog.com

 

なのでenもettもついていない、というわけです。もともと未知形は「kvinna」ですが、既知形になったとき最後に「n」が付く(kvinna→kvinnan)ような活用の場合、en名詞だと分かるそうです。

ややこしいですね。私も書いていてこんがらがってきます。なので今のところ丸暗記です。
 最後に「en apelsin」ですが、en名詞ですね。

 

 

というわけで、スウェーデンにはen名詞とett名詞が存在し、さらにその名詞が(上記の「kvinnan」のように)単数か複数か、既知形か未知形かによって変化する、というわけです。

その変化が非常にややこしいのです。

おそらく、ある程度勉強して活用のパターンを学んだ方なら、ラクラクなのかもしれませんが、なんせ駆け出しの超初級なのでちょっと無理そう、と直感的に判断しました!

 

というわけで、現段階ではこの活用の話は置いといて、

アプリに登場した一般名詞については、en名詞なのかett名詞なのかをある程度覚えることに注力したいと思います・・・

(いずれ整理しなければいけないと思うと気が重いです)

 

と思いましたが・・・

Drops」では名詞の本体部分しか表示されません。その名詞がen名詞なのかett名詞なのか教えてくれないのです。これはちょっと残念ですね。

「Duolingo」では、その名詞がen名詞がett名詞か選択する問題も出題されるので、そっちで頑張っていきたいと思います。

プライバシーポリシー お問い合わせ