en名詞、単数未知形を単数既知形にする
こんにちは!
前回までに登場した動物はすべてen名詞の単数未知形でした。
これの単数既知形をまとめてきましたのでご紹介します。
一覧にすると活用のルールが見えてきます!
まずは「おなじみの動物」で紹介した名詞から。
左が未知形で、右が既知形です。既知形になることにより追加された文字は赤にしています。
既知形になるからと言って、未知形でもともと使われていた単語自体に変化はないようです。(「hund」なら「hund」+「en」。「hund」自体は変化しない。)
これがen名詞の未知形が既知形になるときの基本ルールのようです。
ただし、黄色ハイライトした「fågeln(鳥)」のように、単語の語尾でeが使われている場合(「fågel」のeのこと)、後ろに+されるのは「en」ではなく「n」のみ、になるそうです。「fågelen」は間違い、ということですね。
続きを見ていきましょう。
黄色ハイライトの単語にご注目。
「en anka」のように、語尾が「a」で終わる場合、+されるのは「en」ではなく「n」のみです。
「ankaen」は間違い。言いにくそうですしね。
「sköldpaddan」、「krabban」、「 myran」も同じ理由で「n」だけが+されています。
ここで復習です。
最初に未知と既知に触れたのは、「男性」「女性」といった人をあらわす単語を学習した時でした。
改めて見返してみましょう。
「kvinna」、「flicka」は「a」で終わっているので「n」だけ+されます。
「pojke」も「n」だけなところを見ると、「e」で終わっていても「n」だけ、ということのようです。
「man」はよく見ると「n」が増えています。
これは『「man」が「n」で終わっているから』というルールではないようです。
なぜなら「ren(トナカイ)」は「renen」でしたから。
どうやら「man」の活用はen名詞の中でも特殊なようです。
いずれ登場すると思いますが、名詞の活用は単数だけでなく複数形も存在します。
「en man」の複数形が「män」になるのは特殊な変化の仕方なのです。
いかがでしょうか。
ルールには例外がつきものですので、きっと使っていくうちに慣れてくるでしょう。
最低限、基本ルール「enが付く」さえ頭に入っておけば、めちゃくちゃ困ることはないかな、と思います。
ここまですべてen名詞の活用でした。動物をあらわす単語、ここまですべてen名詞です。
では、「動物」という単語はどうでしょうか?
って、お前はen名詞とちゃうんかーーーーーーーい!!!!
もちろんett名詞にはett名詞の活用ルールがあるのですが、それはまだやってないので!
今回はこれにて!