DenなのかDetなのか問題
以前、「Duolingo」の例文「Det är en hund」が間違っている!と指摘したことがあるのですが、どうやらそれは私の方が間違っていたようです・・・申し訳ございません。
過去記事も訂正と追記をさせていただきました。
この記事では、「Denで書かれている例文」と「Detで書かれている例文」を挙げ、どの場面で使い分けが必要なのか、を紹介していきます!
まず、文や会話の中で「ある名詞」が登場し、その後にさらにそれについて述べる場合に使用する「it」の場合は、「ある名詞」がen名詞かett名詞かによって「den」と「det」を使いわける必要があるようです。
例えば、
「私は本を読んでいます。それ(その本)は良い本です」
と言いたければ、
「Jag läser en bok. Den är bra.」
となるわけです。
もう一つ、
「私たちは猫を飼っています。それ(その猫)はタマと言います。」
「Vi har en katt. Den heter Tama.」
となります。
このとき、対象が動物であってもスウェーデンでは「han(彼)」や「hon(彼女)」とは言わないそうです。(英語だと、性別がわかっていればheやsheと言ったりしますね。)
同様に、
「彼は傘を飼いました。それ(傘)は黒色ですです。」
と言いたければ、
「Han köpte ett paraply. Det är svart.」
となるわけです。
一方で、「これは何ですか?」「これは○○です」という場合は、○○に当てはまる名詞がen名詞かett名詞かにかかわらず、「Det」で固定されるようです。
「それは何ですか?」
「それはチョコウエハースです。」
という場合、
「Vad är det?」
「Det är kexchoklad.」
となります。kexchokladはen名詞でが、「den」は使わない、というわけです。
さらに、天候や気温等を言う場合、特定の名詞をあらわしているわけではありませんので、この時も「Det」を使うようです。
「雨が降っています。」=「Det regnar.」
「風が吹いています。」=「Det blåser.」
「外は寒いです。」=「Det är kallt ute.」
「中は暑いです。」=「Det är varmt inne.」
私が得た知識はここまでです・・
学習を進めていくうちに、どうやら過去の私の解釈が間違っていた・・?と気づいたときは正直戦慄しました。
大変お恥ずかしい。申し訳ありませんでした。
今回は、友人から借りた英語で書かれたスウェーデン語の文法書を一部参考にさせていただきました。まだ私の知らない単語や用法があったのですが、とにかく早く訂正したかったので、単語や発音等の説明は省きました。
改めて、知らないことを学ぶというのは難しいことだな、と実感しました。
間違いを恐れずアウトプットしていきたい、と思いつつも、不特定多数の方が見られる場に誤った情報を掲載してしまうのは、決して良いことではないので・・
今後十分注意を払っていきたいと思いますので、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。