ようやく例文紹介!色を使いこなす 形容詞3
活用パターンの説明を終え、ようやく例文紹介までたどり着きました!
無料アプリ「Duolingo」で出題された例文を見ながら、「色」の形容詞がどのように使われているか見ていきます。
単語一覧
今回登場する色の単語と、活用一覧はこちらです。
基本ルールとパターンのおさらい
個人的には、基本ルールだけ頭に入れて、細かいパターンは覚えなくてもいいかな、と思っています。(紹介しておいてなんですが・・・)
というのも、判別の難易度が高いかな、と思うのと、よく使う形容詞は反復して活用の形を暗記してしまった方が楽かな、と思うからです。
黒・白
まずは「黒」から。
以前、「Hästen är svart.(その馬は黒い)」という例文をご紹介しました。
この時は「馬」がen名詞なので、「svart」もこのままの形で登場していました。
今回は、「handskar(手袋)」です。手袋は「strumpor(靴下)」や「Byxor(パンツ)」同様、基本的に複数形(2組セットなので)で使われます。
したがって、この例文での「黒」は複数形の時の形、「svarta」になっていますね!
続いて「白」。
白も以前「Vita halsdukar.(白いスカーフ)」という例文をご紹介していました。
「スカーフ」が複数形なので「vit」も複数形の時の形、「vita」になっています。
今回の例文では、「ris(米)」、ett名詞です。なので、「vit」もett名詞の時の形、「vitt」になっています!
「白い米」で白米!
私はお米が大好きでして、チャーハンをおかずに白米いけますし、酢飯おかずに白米いけます!
ただ、食べたら食べた分だけ太るのが悲しい。
スウェーデンに引越してきて、日本米はまだ食べられていません。
売ってはいるのですが大変お高いので・・・
どうしても食べたくなった時はタイ米で我慢しています!
黄
続いては「黄色」。
一つ目の例文は「ost(チーズ)」はen名詞なので「gul」もそのままです。
二つ目の例文では「handskarna」が複数形なので、「gula」と活用されています。
「黄色」の活用は基本パターンの通りです。
「gul-gult-gula」で覚えましょう!
青
「青」はen名詞の時は「blå」です。
一つ目の例文は「ägg(卵)」、これはett名詞です!
なので「blått」に活用されています。この活用は基本パターンから外れていまして、パターン2として紹介していました。
二つ目の例文は複数形の「fåglar(鳥)」を修飾していますので、「blåa」になっています。
「青」の活用は「blå-blått-blåa」でした。
緑
今日最後にご紹介するのは「grön(緑)」。
出ました、覚えにくい単語「カメ」!!
「en sköldpadda」でした。
「min」は所有格、カメがen名詞なので「min」でいいですね。
(ett名詞につくときはmitt。)
二つ目の例文ではett名詞「ett äpple」なので、「grönt」、と思わせて、
ここでの「リンゴ」はよく見ると複数形です!
なので「gröna」、というわけです!
危うくだまされるところでした。
今日のまとめ
作文する時、名詞が未知形か既知形か、単数形か複数形か、
そして、それを修飾する形容詞の活用はどうだったか。
考えることが多いですね・・・
vit ー vittー vita
svart ー svart ーsvarta
gul ー gult ーgula
blå ー blått ーblåa
grön ー grönt ーgröna
次回は形容詞のもう一つ、重要な用法についてご紹介します!