単純だけど奥が深い 前置詞3
今回は前置詞の3回目。
「上」・「中」・「下」に加えて、「aとbの間」と言う表現、今回もコスパ抜群でご紹介します!
ただし、日本語訳にも表れにくく、英語の前置詞ともちょっと違う使われ方をしていたり、だんだん面倒なことになってきましたよ。
こちらの気温は日中10℃前後ですが、風が冷たいのでまだまだ寒く感じます。
とはいえ、日差しは明らかに強くなっていますし、既に21時くらいまで明るいです。
私はまだヒートテックが手放せませんが、先日家の前でキャミソール一枚のお姉さまに出会いました。
見事に皮膚感覚がバグってらっしゃる。さすがだなーと感心しました。
今回紹介する前置詞たち
- i
- på
- under
- mellan
i
素晴らしい。一文字。発音も「イ」。
一つ目の例文は疑問文です。ついでに疑問詞を使った疑問文の作り方も復習しましょう。
「i」の意味は「~の中」ですが、英語の「in」のように「中」という意味だけでなく、
↓の例文のように何色のズボンがあるか、という表現のときも使えます。
単純な日本語訳と対応しない。
これが前置詞の難しいところですよね。
på
「ポ」です。ちょっとかわいい。
意味は「~の上」ですが、こちらも「上」という意味だけでなく、例えば
svensk grammatik på engelska
(英語のスウェーデン語文法)
という使われ方をしているのを見たことがあります。
「上」という意味で使うなら、「på」=「on」ですが、
「svensk grammatik på engelska」を英語にすると「Swedish grammar in English」。
つまり、この文章で使われている「på」は英語でいうところの「on(上)」ではなく「in」です。
また、「(場所)にて」と言うときも「på」を使います。
例えば「電車の駅にて」と言いたければ「På tågstationen」。
これは英語でいうところの「at」です。
「på」は、「on」の時もあれば「in」の時もあれば「at」の時もある。
英語の前置詞の用法ともイコールにならないパターンがある。
前置詞のハードルが上がりました。
under
こちらは素直に「~の下」でいいようです。
スペルもそのまま英語の「under」と同じです。
この例文、いったいどんな状況を想定しているんでしょうか。。。?
mellan
英語の「between」ですね。
「mellan A och B」で「AとBの間」です。
「AとB」と言わなくても、「mellan ~」で「~の間」と言うこともできます。
Är det något mellan dem?
あの人たちの間で何かあったのですか?
(何やら穏やかではない例文ですね・・・)
「något」は「something」、「何か」と言う意味です。
今回のまとめ
- 「i」=「in」、「på」=「on/in/at」。ただし必ずしもこれに当てはまるとは限らないため注意!
- 「under」は「~の下」、「mellan A och B」は「AとBの間」。
- 「något」=「something」