文を理解するための重要接続詞 4つ
今回は「Duolingo」から、接続詞をご紹介します!
前回までの前置詞に比べると若干単語が長くなりますが、接続詞もコスパ抜群ですよ☺
ついでに、私が英語学習の時に身に着けた、文章を読むうえで役立つ接続詞を意識するコツについてもご紹介します。
接続詞は文を理解する重要なキー
まず初めに、文章を読むときにいかに接続詞が役立つか、というお話をしようと思います。
私が学生の時、英語の先生に教えてもらった長文読解のテクニックです。
文章を理解するうえで接続詞はとても役に立ちます!
例えば「私は動物が好きです。しかし・・・」という文があれば、「しかし」に続く文章が分からなくても、“逆説”を表す接続詞「しかし」が使われていることから、「動物が好き」とは反対の内容(猫だけは嫌い 等)が後半に来ることが推測できます!
また、「しかし」の後にはその文章で筆者が伝えたい主張や、次の段落の内容へつながる重要な内容が来ることが多いです。
したがって、「but」や「however」を見つけたら必ずチェック!と言われていました。
他にも、「リンゴと・・・・」のような“並列”を表す語を見つけたとき、「・・・・」の単語が分からなくても、少なくとも「リンゴ」と並列になれる単語(果物、食べ物、少なくとも名詞)が来ている、と推測できます。
英語の長文を読むときに、恐ろしく一文が長いときがあります。長すぎて、文構造を見失いそうな時なんかに、「and」を見つけることができれば案外シンプルな構造が見えてきたりします!
と、接続詞の大切さをツラツラと書いたところで・・・
いざ、スウェーデン語の接続詞を学習していきましょう!
今回紹介する接続詞たち
- men
- utan (inte utan)
- eller
- eftersom
men
まず初めに「men」。冒頭のお話でもでてきた、“逆説”を表す接続詞「しかし」です。
前半「Jag äter kött(肉を食べる)」と反対になるような文章が後半にきますので、「inte fläskkött(豚肉は食べない)」という文が続いていますね。
「men」、とみると英語の「男性」と反応してしまいそうですが、そのうち慣れてくるんでしょう・・・
スウェーデンに来てから、ニュース等をスウェーデン語で見る機会が時々あります。
もちろん、全く何を言っているのかはわからないのですが・・・
ただ、この「men」は結構はっきり「メン」と発音されているようで、割と聞き取れます!
なにか、大切なことを言ったんだろうな・・・
utan
続いては「utan」。
こちら、前置詞の時にも紹介しました!
コスパ抜群の前置詞「utan」、意味は「without」でした。
ここでは接続詞としての用法。特に、「inte A utan B」という使い方です。
「inte A utan B」は「AではなくBだ」、という意味になります。
ここでは動詞の否定で「inte」が「går」の後ろに来ていますが、「<歩く>ではなく<走る>」となります。
必ず「inte」とセットでこの意味になるので、注意が必要ですね!
こういうの見つけると、ますます英語の授業を思い出します。
eller
続いては「eller」、意味は英語の「or」と同じで「AかB」のどちらか、を意味します。
「eller」は「men」に比べると聞き取りにくい(流れるように過ぎ去ってしまう)気がします・・・
この例文なんて、正直早口言葉未定ですよ。「エ」多すぎ問題。
是非、google翻訳先生に発音してもらってみてください。
ヘラジカかトナカイか。
残念ながら私は、まずヘラジカがピンときませんし、トナカイもサンタさんのそりを引く鼻が赤いやつしか知りません。
もう一つ、例文のご紹介です。
「svarar」は「答える」という意味の動詞です。
シンプルですね!
eftersom
さて、今回最後の接続詞です。
英語の「because」「なぜなら」と理由を述べるときの接続詞ですね。
こちらも文中で見つけたら要チェックの接続詞ですね。必ず後ろに原因や理由がくるので超重要です!
スウェーデン語では「eftersom」。字面は英語と全然ちがうので、うっかり見落としそうです・・・
さて。
疑問詞で登場した「varför」。この時はまだ「varför」の質問に答えることができませんでしたね。
しかし!!ようやく答えられるようになりました!
英語でも「why~?」と「Because~?」はセットですよね!!
「varför」をご紹介した時の例文はこちらでした。
Varför gör du det? (なぜそれをする?)
私がなぜ、スウェーデン語を勉強するのか。
Eftersom jag vill talar svenska. (なぜならスウェーデン語を話したいから)
これで、答えられる!(o╹v╹o)
今回のまとめ
- 「men」=「しかし」
- 「inte A utan B」=「AではなくB」
- 「eller」=「~か~(or)」
- 「eftersom」=「なぜなら」